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「ドクターズコスメ」と呼ばれる美容や皮膚の専門医が監修するオリジナル化粧品が人気となり、三菱商事やベンチャー企業のアプトなどが持つナノテク(超微細化技術)を使った高機能化粧品材料の売り上げが好調だ。専門医らとタッグを組むことで、安心をアピール、イメージよりも実際の効果を求める女性のハートをつかみつつある。(上原すみ子)
≪専門医とタッグ≫ 人気歌手のマドンナら米国セレブたちから絶大な支持を得ている美容皮膚科医、フレデリック・ブラント博士が開発したスキンケア製品「ドクターブラント」が今年4月、日本に初上陸、話題になった。 ドクターブラントの配合成分で注目されているのが、三菱商事が物質特許を持つ「フラーレン」と呼ばれる微細なナノ(1ナノは10億分の1)粒子だ。ブラント博士は、アジア発の配合成分を研究する中で、フラーレンに着目したのだという。 このフラーレン粒子を溶かした水溶液「ラジカルスポンジ」は、シミや炎症、ニキビなど肌のトラブルの根源ともいわれる活性酸素のひとつ、ラジカルをスポンジのように吸収し、抑える効果がある。シミの原因になるメラニンなど押さえるため、アンチエイジング(抗加齢)と美白に効果があるのが売りだ。 夏の紫外線は肌の大敵といわれる。紫外線を浴びると皮膚の上や細胞内でラジカルが発生し、これが老化や肌のトラブルにつながる。従来、ビタミンCなどが有効とされてきたが、ラジカルスポンジの抗酸化力はビタミンC分子の実に172個分に相当するという研究結果もでている。 ≪海外にも飛び火≫ 2005年の発売当初は話題先行だったラジカルスポンジだが、いまや国内外470の美容クリニックなどのドクターズコスメに採用され、最近では中堅化粧品メーカー向けに約80の高機能化粧品ブランドにも配合されている。国内での評判が海外にも飛び火。ドクターズコスメの「本家」米国や韓国のLGハウスホールド&ヘルスケアの高機能ブランド化粧品など8ブランドに採用された。 三菱商事の子会社のビタミンC60バイオリサーチの山名修一社長は「大学との臨床試験などを通じて長期に使用しても副作用がないことを確認する地道な研究が実を結んだ」と胸をはる。ドクターズコスメに続いてオーダーメイド化粧品のベル・クール研究所やドクターシーラボなど化粧品メーカーへの採用が進んだことで07年度の売上高は前年比約倍の2億円に上る見通しで、手応えを感じている。 ≪便乗の粗悪品も≫ 活性酸素を除去する効果で化粧品の配合材料に注目されているのが、白金ナノコロイドと呼ばれる白金を2ナノメートルの極小の粒径にした配合素材。シワを改善する美容液から、日焼けやシミを防止する基礎化粧品まで応用範囲も広い。宮本有正・東大大学院教授らの研究成果の営業権と製法特許を持つベンチャー企業のアプトは、ロート製薬やハーバー研究所など11社と契約を結んでいる。 とはいえ、物質はナノレベルにすると物質の特性自体が変化するケースもあり、万能ではない。ブームに便乗した粗悪品もないわけではなく、メーカーには安全性やその効果に関する十分な情報公開が不可欠で、消費者自身もチェックが必要だ。 出典:FujiSankei Business i. PR:コスメ 通販 PR |
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